【安全検証】釣り人なら1度は憧れるゴムボート、どうなると沈むのかまとめてみた!

釣り人なら、”おかっぱりの釣り” よりも船で色々回りたい、そんな夢をお手頃価格で叶えてくれるゴムボート、安さと不安が釣り合わない知られざる乗り物について調査してみた!

船はしずんでもボムボートは沈まない?! 驚きの理由とは

ゴムボートに実際に試乗して、そのときにメーカーの方から聞いてびっくりしたのですが、船は沈むがゴムボートは沈まないそうです。

「えっ、沈まないってどういう事?」と思ったのですが、

これはどういうことかと言うと、ゴムボートはそもそも浮いているものであり、転覆という概念がないそうです。いわゆる船の沈没や転覆とニュースは目にしますよね。少し前に世間を騒がせた北海道の知床の遊覧船:カズワンの事件でも沈没が問題となっていました。

一方で、ゴムボートに関して言えば、空気が抜けた時に沈んでしまうと考えがちですが、底面の部分に浮く素材の板(小学校の水泳で使ったビート板みたいなもの)を使ってしまえば、基本浮いているだけのものになります。

また、側面に関しては、丈夫なものだと3気室で出来ている事が多く、1つ穴が空いても沈まず問題なく帰れるという事になります。

もちろん安物は上記のような工夫は無いく浮き輪の延長線のようなものもあるので、商品を選ぶ際には気をつける必要はあります。

船は沈没するが、ボートは浮いたまま

ボートにとって釣り針より危険な意外な○○とは

実は釣り針よりも穴が空く確率が高いものがあります。その正体は、アジの体にあるセイゴや、魚の背びれです。

というのも釣り針は、釣り人が気をつければ何とかなるものの、背びれなどは釣り上げる際に魚が暴れた時にブスっと鋭いヒレが刺さることがあるからです。

それも釣り針とは違って釣り人の意図しない方向へ不規則に動く事もあることから、気づかないうちに傷が着いてしまいどんどん記事が弱って小さな穴に繋がる事もあります…

なので、小魚でも釣り上げる際は、タモ網を使うなど、船とは違ってかなり慎重に扱う必要があります。

ゴムボートと気室の関係(JoyCraftのHPより引用)

ゴムノートはいつ穴が空くのか?

ゴムボートはメーカーの方いわく釣り人がよく買うので、釣り針などで穴があかないようにゴムの生地を何層にもして針が当たっても弾くようにしているそうです。

イメージとしては、ガラスに釣り針を引っ掛けようとしても滑るイメージですね。

ほんとかよと思いがちですが
実際、穴が空くのは側面などではなく、側面の縫い目の間に針が引っかかった時らしいです。

下の図にあるような、ボートの生地の中でも装着品などがついている部分と生地の隙間などに針を引っ掛けると穴が開きやすくなるそうです。

ゴムボートの穴の空きやすい部分

ゴムボートは手漕ぎじゃなくエンジンが一般的?!

ゴムボートを買うか検討される方の多くのゴムボートにがオールがついており、それを使って海を移動すると思われる方も多いと思います。
しかしながら、ショップに行くとわかるのですが、実際はエンジンとセットで買うことが多いみたいです。

「エンジンを付けると、船舶免許が必要なのでは?」

という疑問がでてきますが、二馬力以下のエンジンは免許不要のため、実はゴムボートに取り付けられます!

また、ガソリンもレギュラーで動くので手軽に調達できます。
エンジンに関しては、空冷水冷があり、水冷であれば海水で冷やすので手入れが必要になってしまいますので少しお高いですが、空冷のほうが良いみたいです。

まとめ

本日は、釣り人なら一度はかいたいと思う「ゴムボート」について、まとめてみました!

実際にネットで見ていると気づかないボートあるあるが現場にはあって面白いですね。
記事にする上でボートメーカーの方に色々インタビューをして実際に海に連れて行ってもらったのですが、なかなか気持ちよかったです!

エンジンの舵切りを実際にしてみて、初心者の私は全くうまく扱えなかったですが、遠くの目標をおいて、底に向かって漕ぐと良いなど色々教えてもらい、なんとか東京湾内をぐるぐると回れるようにはなりました!

イベントなどでボードメーカーが出店していることもあるため、ぜひ、一度チェックしてみてください!

ちなみにですが本日紹介したJoyCraftのゴムボートはAmazonでも取り扱っています!

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青物狙い初心者が知らないとまずい潮目とその自然現象の仕組み

青物狙いの初心者が知らずに損する潮目。釣りプロにはよく知られているものの、その発生条件があることはご存知でしょうか
今回は潮目と青物の関係について徹底的に解説したいと思います!


ジギングで青物を狙いたい泳がせ釣りをしてあわよくば青物を狙いたい、そう考える人も多いですよね。

ただ青物は海を回遊しているので釣れるのは運次第だ!と思いこんでいませんか?

本記事では、青物狙いの初心者知らないと損する絶対に間違えれないポイント選びについて紹介したいと思います!

青物の回遊しやすいところとは?

ベイトと呼ばれる餌となる小魚を求めて回遊しています。
特に、海面に小魚がブワっと飛び出し海面がざわめきたっている時はそこに青物がいます!

でもそんな瞬間多くはありません。そこで必要なには、ベイトが集まりやすい場所を狙って行くことです。

ベイトが多い場所はズバリ 潮目とよばれるポイントです。Youtubeで活動する釣りプロたちもサーフであれ堤防であれ、どちらの場合も潮目を狙ってキャストしています!

青物のいる場所は海面を見たらわかる、その潮目とは

潮目に青物が集まる理由は、以下の図のようになります。
青物は、ベイトと呼ばれる小魚を狙って回遊するのですが、そもそもベイトのいる場所ってどこだ!というのがポイントになります。

そのために、まずはプランクトンの発生場所からさかのぼっていく必要があります!

潮目に青物が集まる理由(プランクトンの発生からベイトの回遊まで)


プランクトンの発生場所

プランクトンが発生するのには条件があり、日光温度栄養素となります。

プランクトンの発生条件
プランクトンの発生条件


このうち、栄養素(窒素やリン)は海底に沈んでいます。しかし海底には光が届かないので、通常はプランクトン発生しないのです!

ここでひとつの矛盾が生じます。この矛盾を解決するのが、水塊同士の違いです。

海水浴に行った時に、暖かい水と冷たい水が混ざりあってるのを感じた事はないでしょうか。

水塊に温度差や塩分濃度の差があると、そこで上から下へ水が移動することになります。その結果、海底の栄養素が上層まで引き上げられ、日光にあたりプランクトンが発生するという仕組みになっています。

なのでこの水塊の違いを見つける必要があり、これが潮目というものになります!

ただし、潮目ができていたらよいというわけでもなく、潮目ができてから、光に当たりプランクトンが発生するまで1時間程度必要と言われています。

潮目の例(深い青と水色が混じり合っているサーフ釣り場)

青物がいる証拠、ナブラとは

遭遇する確率は低いですが、青物がすぐ底にいる場所というものが、海面の状況からわかります。

ナブラと呼ばれる場所であり、潮目付近にいたベイトが青物に狙われて、海面まで小魚の群れが上がってきたときに出来るものになります!

ナブラ:海面に小魚が上がってきている場所
ナブラ:海面に小魚が上がってきている場所

ナブラはそこまで頻繁にできるものではないので、見つけたらラッキーというぐらいのものになります。

持ち忘れ注意!潮目・ナブラを見つける必需品

潮目などは、海面の光の反射などもあり、見つけるのが困難なときもあります!

特に釣れない釣り場に限って潮目がなく、そもそも見えてないだけなのか本当に潮目もなく釣れてないいないのかが分かりづらかったりします

そこでよく使われるのが、偏光機能付きのサングラスとなります!

こちら、筆者も偏光グラスの中で探しぬいて見つけたもので愛用しているのですが、
偏光グラスの中でも、釣り特化偏光率99%のシマノの偏光サングラスになっています!

潮目に対するキャスト方法

堤防などで釣りをする場合、潮目が発生する場所は、堤防の突っ張りへりで海流が変わるため出来やすいとされています。

しかしながら潮目はかなり湾曲して出来ることも多いため、狙い方にはコツがあります!

図のように、潮目がある所の線に沿って狙うほうが良いとされます!

また、青物などが回遊する方向も意識することでより

潮目を効果的に狙うキャスティング

まとめ

潮目を見つけてキャストする場所を探ってみましょう!

筆者は潮目の存在を知ってから、海についたら潮目がない場合はすぐに車で移動というふうなことをするようになり、かなり青物狙いの釣果があがるようになってきました!

潮目は時期や時間帯によっても変わるため、釣り場に着いたら探すものになるので、釣りの一つの楽しみにしてみてください!

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