アイナメって実は鯛よりも市場価格の高い高級魚!その刺身はコリコリと弾力があり、一般は出回らない美味な味、知る人ぞ知るアイナメの簡単な狙い方とは?
目次
アイナメが高いのはなぜ?!
釣り人なら、海の根魚である「アイナメ」という魚の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
根魚であるため、大量に釣り上げることは難しく、メジャーな魚にはなっていないものの、実は、市場の取引価格が2000円から3500円程度(定置網での捕獲はもう少し安い)で取引される高級魚でもあります。
これほど、価格が高くなるのは、根魚であり、捕獲量が少なくなるためとされています。
また、年間通して値動きが少なく、売り場に出されても料亭などに出荷されることが多く、一般のスーパーなどに出回らない魚となっています!
アイナメの簡単な狙い方と餌
アイナメを狙う方法は、意外と簡単で、ブラクリおもりや天秤仕掛けで底を狙えば釣り上げれます!
堤防から狙うときはブラクリ、砂浜で狙うときは天秤と覚えておいてください!逆だと根がかりが多発するので、注意が必要です。
エサは、青イソメやゴカイがよく使用されますが、意外と雑食なところもあり、シラサエビやカニなどでも釣り上げられることがあります。
釣る時のポイントとしては、アイナメの食習性を意識することです!
お腹が空いているときは比較的自ら寄ってくるものの、水温が高く動きが鈍いときは、海底の岩場でじっとしているためなかなか釣り上げるのが難しくなります。
なお、アイナメのオスは、産卵期に縄張り意識が強くなる傾向があるため、移動する量は少なくなるもののテリトリーに入ってきたら注目し餌によってきやすくなります。
なお、アイナメの産卵期は地域によって差があり、関東以南の比較的に温かい地域では、晩秋~冬、東北や北海道などの寒い地域では早く9~11月とされています。
ちなみにですが、産卵期のオスは鮮やかな黄色の婚姻色となり、縄張りを持ちメスを誘い込んで縄張りの中で産卵させます。そしてメスが産んだ卵が孵化するまでオスが守る習性を持っています。
アイナメ釣り面白いな~ pic.twitter.com/1MTUnZx1iF
— 海斗水産 宮城釣り (@miyagituriblog) December 27, 2022
産卵期のアイナメのオス(体が黄色くなっている)
アイナメの釣れる時期
アイナメの釣れる時期としては、年中釣れるため、比較的サブで狙いに行くものありな魚となっています!サビキ釣りをしながら隣で根魚のアイナメも置き竿で狙うというものよいです。
朝マズメ終わりの日中でも比較的釣り上げられており、青物やシーバス、サビキ釣りで狙らいに行った後に、狙ってみるのも良いです!
まとめ
本日は、実は意外な高級魚であるアイナメについて紹介した!
釣り人なら一度は狙って釣り上げ、コリコリとした刺し身を食べてみるのも良いかも知れませんね!
東京都の釣り場をめぐって水中の撮影をし、水中からの釣れる釣れないの現実が見えてきた人。
最近は、釣りの現実空間とサイバー空間を繋ぐ IT テクノロジーを活用したサービス:Ficy の開発をしています。
釣りx IT で色々しているのでもし興味があれば、ご気軽にお声かけください!