タコのオスとメスの見分け方は?味の違いから特徴まで一挙紹介!

普段、スーパーに並んでいるタコを買う際、オスとメスのどちらを買うか意識している人は少ないのでしょうか。実はオスとメスで歯ごたえなども違うため、知っておくと少し得かも?!

タコのオスとメスの違い・見分け方

タコのオスとメスを見分ける一番簡単な方法は、ズバリ「吸盤を見る」ことです!

具体的にハズのように、

オス:吸盤の大きさがバラバラ

メス:吸盤が小さく規則的に並んでいる。

このような特徴があります。

タコのオスメス違い

ただ、なぜオスとメスで吸盤の大きさが違うのでしょうか。

その原因は、メスのタコを取り合ってオス同士が喧嘩する際、強く壁に張り付き、喧嘩する時に有利になるためとも言われています。

タコのオスとメス美味しいのはどっち?味の違いは?

タコのオスとメスは味が違うと言われていますが、実際ははどうなんでしょうか?

一般的に言われているのが、メスは繊維が細く柔らかで食べやすいが、オスは身がしまり硬くて食べずらいとか。美味しいのは、メスだと言われています。

ただし、メスのタコには、注意点もあります。

メスは産卵時期には栄養が卵に集中し身が細くなり、産卵後は身が細り美味しくないとのこと。

タコのメスが絶対に美味しいということではないんですね。

なお、タコの産卵時期は一般的に3~6月です。種類によっては、産卵を終えると死んでしまうものもいるため、あくまでも生き残ったメスタコがいればの話にはなります!

タコの種類寿命
ミズダコ3 – 5年
マダコ2 – 3年
コウイカ1 – 2年
スミイカ1年未満
アカイカ1年未満

スーパーのゆでダコで美味しいタコの見分け方

これまでは、美味しい生タコの見分け方について紹介してきましたが、スーパーに行ったらゆでダコしか売ってなかったということもあります。

ゆでダコだとどれが美味しいのか分かりづらい。。

なんてことも多くありますが、ゆでダコならではの見分け方があります!

「ゆでダコの場合、色が鮮やかで皮の表面にハリがあるもの、足がクルンときれいに巻き上がっているもの鮮度が良い傾向にあります。

ちなみにですが、ゆでダコと表記されているものは、日本原産のものとは書かれずおいてある場合も多いです。

明るい赤のものと、レンガ色、濃いあずき色のようなものとがありますが、明るい赤は輸入物が多いです。値段は国内産がはるかに高く、味も良いものが多いです

タコの栄養は?食べるとどうなる?

タコは低カロリーで高タンパクな食材として古来から愛されてきました!

さらに血中のコレステロールや血圧を正常に保つ効果があると言われるタウリンも豊富です。

栄養素含有量効能
タンパク質18.2g筋肉の成長や修復、免疫力アップに効果的
脂質0.6g悪玉コレステロールを下げ、動脈硬化を予防
タウリン0.2g肝機能の改善、疲労回復、目の健康に効果的
ビタミンB120.3μg赤血球の生成、神経系の働きを正常に保つ
ビタミンE0.1mg抗酸化作用、老化予防
鉄分0.7mg貧血の予防
亜鉛0.5mg免疫力アップ、皮膚の健康に効果的
タコの栄養素一覧

ただし、タコにはプリン体が100gあたり137.3mgと多く含まれているため、とくに痛風や血中尿酸値が高い方は食べ過ぎないようにすることが必要です。

まとめ

本日は、タコのオスとメスの見分け方について、紹介してみました!

普段は意識することがないタコの性別ですが、味も変わるため、知っていると海鮮料理のプロに慣れそうですね!

最後に告知になりますが、本ポータルサイトでは、魚に関する豆知識や釣り場の水中動画をマップ上にまとめたFicyMAPなどを公開しているので、ぜひご覧になってみてください!

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