ふるさと納税と聞いて、地方の食べ物とイメージしていませんか?実は、包丁も出品されているんです。今回は、釣り人ならこだわりたい魚をさばく出刃包丁のブランドを一覧にまとめてみました!
ふるさと納税で購入できる出刃包丁
年末調整が忙しくなるこの時期、1年間の所得がわかるため、ふるさと納税で、地方の特産品として、高級カニや松阪牛などの美味しいものを選んでるのではないでしょうか?!
ただ、釣り人なら、ふるさと納税で「出刃包丁」を選んでみるのはいかがでしょうか?
ということで、今回は、ふるさと納税で出刃包丁を買う際の、出刃包丁のブランドとそれぞれの違いをまとめてみました!
なお、ふるさと納税制度に関しては、後段にまとめましたので、知らない方も最後まで見ればわかるようになっています!
出刃包丁の素材の違い
まず、出刃包丁のブランドを説明する前に、出刃包丁の種類についておさらいしておきましょう!
出刃包丁は、どんな素材からできているかによって、切れ味や手入れのしやすさが変わってきます!
素材としては、「鋼」と「ステンレス」があります。
鋼を素材とする出刃包丁は、プロ向けで、鋭い切れ味から、料亭などの料理人が好んで使用します!デメリットとしては、サビやすくメンテナンスに手間がかかるということが挙げられます。具体的には、仕様後は水分を拭き取ることを忘れないなどが挙げられます。
ステンレスをベースの素材とするものは、御存知の通り、錆びないことからお手入れがしやすいものとなり、家庭用向けとして広く取り扱われています。ただ、切れ味は鋼に比べて落ちる傾向があるため、ステンレス製は、切れ味の面で様々なブランドがあります。
出刃包丁の種類(特産地)の違い
日本には、出刃包丁の有名な産地として、日本三大刃物産地と呼ばれる3つの地域があります。元々「刀」文化の発達とともに発展してきた包丁の製造技術は、地方により特徴も異なります。そこで、今回は、ふるさと納税でも意識して買うために、それぞれの地方の特徴をまとめてみます!
出刃包丁は、どんな素材からできているかによって、切れ味や手入れのしやすさが変わってきます!
日本三大刃物産地①:大阪府堺市
包丁は、職人が一つ一つ手作業で作る「打刃物」と、量産も可能な、機械により生産されたものがあります。ここ、堺市で有名なのは「打刃物」です。
堺市で製造される「堺打刃物」は、全国的にも高いシェアを誇り、本職用の包丁では90%近い国内シェアを占めていると言われています。一方で、ひとつひとつ職人の手によって作られるため、比較的値段が高くなるのと、職人の腕によってその切れ味も変わるので、作った職人の名前のブランドが数多く出ているという点が特徴的です。
なお、堺市の出刃包丁の特徴として、「片刃」である事が挙げられます。片刃包丁は、両刃に比べて、切れ味が良く、魚や高級肉などの柔らかい食材の切った後の断面を美しく仕上げることが可能です。使ったときの感想としてよく言われるのは、「切った食材が包丁から離れやすい」とよく言われます。
また、堺市の出刃包丁は、「鋼を使用しており、材質として固いため切味のよい状態が長続きしやすい」という特徴もあります。
日本三大刃物産地②:岐阜県関市
おそらく、ふるさと納税の中でも最も出品されているため、よく目にするものが関市のものだと思います。現在の関市が刃物で有名なのは、鎌倉時代に刀の製造を行うにあたって、良質な焼刃土と炉に使用する松炭、長良川と津保川から得られる良質な水があるという条件が揃っていたためと言われています。
関市の包丁の特徴として包丁の芯の強さと切れ味が挙げられます。それ故、「折れず、曲がらず、よく切れる」と職人の間では評価されています。
関市の包丁の特徴として、合金が使われている点も特徴です。包丁の心には、硬い鋼を多く使用し、外側には、手入れしやすいステンレスを使用するなど、機能性でも優れています。
日本三大刃物産地③:新潟県三条市
もともと、新潟県三条市では、カマやクワなどの金属をもとにした農具を作る技術があり、それらの技術が出刃包丁を作るに至ったと言われています。三条市の包丁は、「越後三条打刃物(えちごさんじょううちはもの)」と呼ばれ、国が指定する伝統的工芸品にもなっています。
越後三条打刃物の特徴としては、高温の金属を金型で叩いて形を整える、高度な鍛造(たんぞう)技術を用いて製造されることです。
上記のような方法で金属として鍛えられたことによって、切れ味の鋭さや、刃が欠けたり摩耗したりしにくく、丈夫で長持ちする耐久性も特徴です。
ふるさと納税で購入できる出刃包丁のブランド
ここまで、出刃包丁を買うに当たり、知っておきたい豆知識について紹介してきました!
次に、ふるさと納税で購入可能な出刃包丁のブランドの価格帯をまとめてみました!
こちらの画像を見てわかりますが、やはり大阪府堺市の出刃包丁は高い。。
比較的選びやすい岐阜県関市の出刃包丁は幅広い価格帯で様々なブランドが出ていますね。
ふるさと納税で購入できるおすすめ出刃包丁
ここまで少しふるさと納税の説明が長かったですが、楽天市場で購入できるふるさと納税の出刃包丁商品をまとめてみました!
白二鋼 柳刃:山脇刃物製作所(大阪府堺市)
まずは、もっとも高価なブランドであり、大阪府堺市で1900年代から、高級包丁を創り続けてきた「山脇刃物製作所」です。堺市の包丁製造産業では、職人が分業体制で刃物を仕上げるのが一般的ですが、自社内に刃付工場を置き、妥協のないハイクオリティな和包丁を作り続けています。
本商品は、白二鋼と呼ばれる鋼を使用しており、強度はもちろんのこと抜群の切れ味となっています。
ただし、白二鋼はさびやすい素材となっているため、料理人としてこだわりのある方が購入されていく商品となります。お手入れとして、使用後は温かいお湯で手洗いし、乾いたタオルで水分を拭き取る必要があります。
正広【マサヒロ】:岐阜県関市
鎌倉時代から続いてきた岐阜県の包丁産業、その中でも、料理人の間でも名高いブランド「マサヒロ」包丁。これまで、この包丁を作ってきた株式会社マサヒロは、全国利器工匠具工業連合会の産業功労賞受賞、ステンレス和包丁/牛刀/一般家庭用包丁でグッドデザイン賞を受賞するなど、その実力を高く評価されてきました。
本商品は、日本刀鍛錬の技術をステンレスに生かした和包丁であり、普段の料理にも気軽に使える商品となっており、岐阜県の出刃包丁としては比較的値段は高い商品であるものの、これまでその実力がしっかりと証明されてきたブランドの一品となっております。
雲竜 三徳包丁:下村工業株式会社(新潟県三条市)
続いては、マサヒロと並んで有名な新潟県三条市の「雲龍」です。
こちらの包丁は、画像を見てわかるように刃に鮮やかで優美な霞模があることが特徴で、日本刀のように軟質と硬質のステンレスを交互に鍛造することで作り出されます。
コバルトを配合した高品質刃物鋼を使用し、硬度が高く長切れします。また、サビにも強いため、こちらの普段遣いにも用いることができ、非常に美しいデザインの商品となっております。
関孫六:下村工業株式会社(新潟県三条市)
こちらは、初心者にも人気で、出刃包丁を初めて買う方にも人気なブランド「関孫六」です。
多くの方がイメージする出刃包丁と言っても良いようなデザインで印象的となっており、お手入れが簡単にでき、サビに強く鋭い切れ味のステンレス材料を使用している商品となっています。価格帯もこれまで紹介してきた出刃包丁より少しお手軽になっています。
関亀太作:株式会社フルータス(関市)
最後に紹介するのは、岐阜県関市で作られる包丁の中でも、比較的安価に購入することが可能なブランド「関亀太作」の出刃包丁です。
特徴として、刃の側面に、かわいい「亀マーク」がついているのが特徴です。女性人気も高く家においておいて、話題になる包丁ですね!値段としてはかなりお安く、ふるさと納税の金額調整用にはもってこいです。
初心者向け!ふるさと納税とは?
ここで、これまで出刃包丁について紹介してきましたが、ふるさと納税について詳しくなかったり、したことがない方向けに、概要からメリットまで紹介していきたいと思います。
ふるさと納税とは、ざっくりいうと、毎年住んでいる市町村に支払う住民税を自分の支援したい地方自治体に納付し、その返礼品として商品を受け取るという仕組みです。
このふるさと納税制度のどこがお得なのか?
その答えは、ふるさと納税で購入した分だけ、来年度の住民税額が減額されるということです。住む場所によってわずかに割合が変わるのですが、だいたいですが、住民税は額面のお給料の10%となっています!
例えばですが、大学生の新卒の初任給は、全国平均22.5万円と言われているので、ざっくり毎月2万円支払っていることになりますね。このお給料から引かれる金額が、ふるさと納税により、減額されるというわけです。
下記にざっくりとしたふるさと納税で購入できる金額の早見表を載せましたので、一体どれぐらいお買い物できるのか確認してみてください!
ぶっちゃけズバリ、この金額分、買わないと毎年損をするという感じです。。。
まとめ
本日は、ふるさと納税で購入することが可能な釣具について、出刃包丁のブランドと値段について、まとめてみました!
使わないともったいないふるさと納税でただただ食料品を買うだけではなく、釣った後の魚をさばく、包丁を買うのもいいかもしれませんね!
東京都の釣り場をめぐって水中の撮影をし、水中からの釣れる釣れないの現実が見えてきた人。
最近は、釣りの現実空間とサイバー空間を繋ぐ IT テクノロジーを活用したサービス:Ficy の開発をしています。
釣りx IT で色々しているのでもし興味があれば、ご気軽にお声かけください!